ぼくのなつやすみ

自分の余暇についてだらだらと書き連ねます。

普通仮免許技能試験

普通仮免許(AT車限定)技能試験を受けました。

 

当日7:45にコース発表されます。その道順通り歩いて法規走行のイメトレをしました。左端の水切りの長さを測ってみたところ50cmでしたので、左折の時には水切りをぎりぎり踏まないところまで寄せるとちょうど良いことが分かります。

 

キープレフトで走る目安として、自分の体が車線の真ん中(ペイントの矢印)を進むイメージを持つという方法があります。そこで巻尺を車幅の170cmだけ引き出して道路においてみました。そうすると自分の体が車線の中央にあるときに左端から70cmと絶妙な距離でキープレフトしていました。 

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最後に信号の切り替え秒数(青になって黄・赤となるまで25秒くらいでした)や障害物から1m離れるとどの位置を走行することになるのか確認しました。

 

技能試験の受付をして待合室で待機、各種別ごとに試験についての事前説明後に試験開始です。普通仮免許AT限定は今回6名いて、次の順番の人が試験車の後部座席に乗ります。私の番は4番目で、試験車は乗ったことがないマツダ(アテンザでしょうか)でした。

 

今回のコースはざっくり下記の道順

指示速度40km/h→坂道発進→踏切→障害物→信号→S字→見通しの悪い交差点→横断歩道→クランク→外周を回って発着点へ

 

1,2人目は発着点から見たところS字の入口で切り返しをしていたように見えて、2人ともS字通過後に減点超過で発着点へ戻ってきました。3人目の試験は後部座席から見ていましたが、試験後のワンポイントアドバイスのみで少しずつ運転を直しているような印象でした。車線の真ん中を走らずに左寄りを走っていましたし、左折時の巻き込み確認や坂道発進前の後方確認を意識的にやっていました。しかしクランクで縁石に乗り上げ、しかも後方確認せずに後退して切り返し。減点超過でした。

 

いよいよ私の番が来ました。後部座席を降りる前に受験票と現有免許を試験官に手渡し、車の前後から車体下部を覗き込んでから運転席へ。乗り込んでシート・ミラー調整などをしました。この車は一般的なサイドブレーキではなく、左足で踏んでブレーキをかけて左手でレバーを引いて解除するタイプでした。操作したことがないと言ったらエンジンをかける前に2回操作して練習させてもらいました。

 

エンジンをかけ、練習したとおりに進んでいきます。コンフォートでの練習だったので車両感覚が違いやりにくかったです。坂道発進や踏切は全く問題なく、S字やクランクではタイヤを縁石に引っ掛けてしまわないか恐る恐る最徐行で進みました。またフロントガラス横のピラーが邪魔な位置にあり左右が見通しにくく、見通しの悪い交差点では左右を確認している演技をしながら通過しました。

 

最後に外周に出るときに、指示を取り違え外周を回らずにショートカットするのだと思い込みま、外周左車線ではなく右車線に出るミスをしました。聞き返すと外周をそのまま走ると分かり慌てて左車線へ進路変更しました。ひとまず無事に発着点へ帰還し、エンジンを止めていいかたずねると例の「降りるまでが試験ですよ」のお言葉。エンジンを切って大げさに安全確認をして車を降りると「合格見込み」と言いながら免許証を返されました。

 

合格者は待合室で全員の試験が終わるまで待たなければなりません。仮免交付のため自分の番号が呼ばれた後は、収入証紙を買ってさらに待たされてようやく仮免交付されました。

仮免許取得にかかった費用

受験手数料2900円 (学科受付時に支払い)

車両使用料1450円 (技能受付時に支払い)

仮免許交付手数料1150円 (技能合格後に支払い)

ちなみに技能試験2回目以降は上記受験手数料2900円と車両使用量1450円を合計した額を試験のたびに支払います。

 

今回の普通仮免の合格者はAT2人(私を含めて)、MT1人で仮免交付までの待ち時間で自然と雑談が始まりました。MTの方は2回目での合格。大昔に一発試験の経験があり、中型ができる前の大型自動車を一発試験で取ったそうです。当時は場内試験だけで大型を取得できて安上がりでうらやましいです。AT合格者は私と同じ教習所で2時間練習して、1回目での合格でした。ネットの情報よりも、千葉県の試験に詳しい人に金を払って教わるのが近道です。