ぼくのなつやすみ

自分の余暇についてだらだらと書き連ねます。

普通二種学科試験

普通二種学科試験を受けてきました。

 

仮免や一種と同じ部屋で、いつもの学科試験の試験官が担当でした。

二種の試験と言っても9割くらいは一種と同様の知識が問われますので、さほど難しい試験ではありません。

 

合格発表は口頭でありましたが、仮免・・・番、本免・・・番と発表されてその後に二種だろうと思って聞き流してしまいました。すると本免のときに自分の番号が呼ばれたようで、合格だから後ろへ言ってくださいと直接指示されました。学科試験はおそらくこれで最後だったのに番号を呼ばれた喜びをかみ締め損ねました。

二種は私含めて2人受けていたのに、合格は私だけ。プロドライバーの免許なんだからちゃんと勉強してきてほしいものです。

 

視力検査は一種が片目0.3両目0.7に対して、二種は片目0.5両目0.8さらに新視力検査(三桿法による奥行き検査)があり厳しいです。

深視力検査に通るか自信がありませんでしたが、最近はじめたマジカルアイによる視力回復トレーニングのおかげでぎりぎりパスしました。ダメだったときのために眼鏡はいつも持ち歩いてはいますが。

 

例によって技能試験予約をして解散です。路上コースの閲覧ができるので、ついでに見せてもらいました。一種と走るエリアは同じで土地勘はあるのですが、コース数が多く、普通二種は4回の停車と1回の転回があるので、歩道の有無・路側帯の幅など下調べが大変だと感じました。

 

コース閲覧時には試験官が立ち会うのですが、その際に私が申請による免許取消をしていることに気づき、免許制度が変更されたらまた取消すのかとたずねてきました。もっともな指摘ですが、さすがに普通自動車まではもう取消したくないですので、そのときの状況によると返しました。

 

四輪自動車は10数年前まで普通と大型の区分だけでしたが、事故防止のため中間サイズの中型が新設されました。ところが2年の運転経験が必要な中型が作られたせいで高卒ドライバーが確保できないという問題が生じ、運転経験不要の準中型が最近になって新設されました。約10年の間に四輪免許は普通・準中型・中型・大型と4区分になってしまいました。ここまで免許の取得に時間と費用がかかるようになったのは、人口減少で潰れそうな教習所を助けるためだと勘ぐってしまいます。教習所は天下り先なので。

普通自動二輪技能試験

二種学科は午前中で終わったので午後は小型二輪の技能試験です。

 

受付時にヘルメット・グローブ・靴が適切なものか確認がありました。服装のチェックが厳しく驚きました。私の次に受付した人は若手女性試験官にグローブに穴が開いていると指摘され突っぱねられそうになっていましたが、前回は大丈夫だったのにとねばり、年長の試験官が次は新しいのをもって来てねと許してもらっていました。次はということは今回は受からせないつもりなのでしょうか。

 

試験前に普通二輪4回目の外国人と雑談。前回は完走したようで、参考になるのではと期待。またかつて一発で大型二輪を取った方が見に来ていて少し雑談しました。試験を見に来るのが好きでたまに免許センターに足を運ぶようです。

 

今回の試験は2コースでサイズの大きなバイクから試験、最後に外免切り替えでした。

トップバッターのグローブ穴を指摘された大型二輪受験者は、バイクを操る力はあったのですが、安全確認が雑でした。ネットにかかれたやり方を意味を考えずにただやっているような感じで、最後の坂道コースに入る前に中止でした。

 

続いて雑談した外国人は普通に課題をこなしているように見えましたが、やはり坂道に行く前に中止。ニーグリップができていないなど基本的なことを指摘されたようでした。

 

その後の普通二輪も中止。中止となった後に一時停止を無視して発着点に戻っていました。次回も受けるのであれば、実車で練習できる少ない時間を無駄にしなければいいのにと私は思いました。

 

いよいよ私の番です。前の受験者が試験官から合否を聞かされている間に慣らし走行ができます。試験車の左ハンドルにはホーンが上、ウインカーが下と通常と逆の配置になっていて戸惑いました。(後で調べたところこれがグローバル標準のようで、スクーターがほとんどの小型二輪では、マニュアルはグローバル仕様だったのでしょう)。いちいち手元を確認しないとウインカーもうまく出せません。他に確認したいことがあったはずなのにあっという間に慣らし走行は終わってしまい、試験開始です。

 

指定速度区間に入った際にメーターのどこが速度計なのか探しているうちに直線を半分近く過ぎていて、あわて40km/hまで加速して、すぐにカーブ手前でポンピングブレーキをしました。S字やクランクは難なく通過(大型と同じコースなので小型なら楽勝です)。一本橋も通過。小型は5秒以上かけて通過すればいいので無理に半クラッチやブレーキを使わなくても1速アイドリングで大丈夫でした。だいぶバイクにも慣れてきたので、短い直線でも1速から2速、すぐに交差点前で1速とこまめに変速してメリハリをアピールしました。

 

これまでの受験者でたどり着かなかった坂道発進急制動も問題なく通過。ここまでくれば自動的に完走となるわけですが気を抜かずに踏切を大げさに安全確認して通過、そして発着点に戻ってきました。

 

不合格だった際に少しでも多くアドバイスをもらえるように急いで望楼へ駆け上がるとと試験官は一言「いいですよ」と言ってきました。

 

私の後の外免切替は2人のうち1人が合格していました。 

全員の試験が終わってから、交付手数料の収入証紙を買って、トータルで1時間くらい待たされて、ようやく新しい免許が手に入りました。

無事に1回目の試験でバイクの免許も復活しました。

小型二輪練習

以前は限定のない普通二輪免許を持っていて、小型のMT二輪車に乗っていました。普通二輪(限定なし)より小型二輪の方が課題が簡単なことと実用上小型限定で問題なかったことから小型限定で受けることにしました。

 

試験の課題は教習所以来なのでできるかどうか不安でしたので非公認の教習所でとりあえず1時間練習しました。クランクやS字、一本橋は問題なく通過。急制動は久しぶりだったので、加速や制動のタイミングがぎこちなく停止時に右足をついてしまったり、線を越えたりしてしまいましたが、4回目できれいに停止することができました。

自分としては試験をパスする実力があることを確認できて満足しましたが、教官からはボロクソ言われました。みんな課題の練習ばっかりやりたがるけど、それ以外の右左折や安全確認の方が採点される時間が長い。ブランクがあるんだろうけど左折のときに膨らんでたり徐行でふらついたり、あと速度が遅すぎてメリハリがない等々。ただ試験では減点細目に書かれたことをしないようにすればいいので、こんなに細かいことは求められないとは思います。

 

練習とは別に普通自動車の時と同様に技能試験合格後に即日交付を受けるために特定教習を受けました。既に普通免許を持っているので応急救護3時間は免除で危険予測の3時間のみ。1時間は実車。2時間は教官の運転するバイクの後ろを走る乗用車に乗って危険予測(シミュレーターを使うことが多いようですが、教習所の財力の問題でしょうか)。3時間目はディスカッションと2人乗りのDVD鑑賞。実車の教習では模擬追突や追い越し体験、右左折時四輪車との位置関係による危険性などでした。

普通本免許(路上)技能試験試験

いよいよ普通自動車路上試験の日がやってきました。パスすればやっと再び乗用車に乗れるようになります。貸車手数料の収入証紙を買って受付に必要書類を出します。普通路上の受験者はAT2人でした。受付順で私が1番目でした。

 

試験官の案内で免許センターから路上に出ていきました。場内と違って運の要素があるため非常に緊張します。大通りではスムーズに駐車車両を回避しつつ順調に走行していきました。 その後住宅地に入って30km/h規制の狭い道路で路上駐車の列。側方間隔を取って右側を進んで行ったのですが、駐車トラックの前方から勢いよく運転手が飛び出してきました。自車の前方を横切ったのではなく運転席に乗り込むためのようですが、誰もが急ブレーキをかけるような状況でした。当然私はブレーキを踏んだのですが、ブレーキを踏むよりも早く制動が始まったような違和感を覚えました。補助ブレーキを踏まれてしまったとあきらめていましたが、センターへは戻らずに路上での停車指示があり、まだ中止になっていないようでした。その後の信号のない横断歩道では、ちょうど横断歩道付近に幼稚園バス待ちのママさん達が井戸端会議中でした。念のため一時停止して窓を開けてママさんたちに「横断歩道渡りますか」と声をかけて、「いいえ」と言う返事を聞いてから通過しました。あとは大通りをセンターに向かって帰るだけ。左車線はバス優先ですが幸いにも後方からバスが来ることもなくセンターへ帰還。

 

場内課題やりますと試験官に告げられ、行って見たら最も得意な左方向変換でした。難なくこなして発着点へ帰ると、合格とも言われずに免許証を返却され待合室で待機するように言われました。

 

ATの次の受験者も帰還して来ました。13回目にしてようやく合格したようですが、取得時講習の説明のためひとり先に呼ばれていってしまいました。取得時講習の予約を取るのが最後の試練です。

 

私の他に普通MT、大型特殊の計3名で交付手続きに行きました。収入証紙で交付手数料を納めた後は1時間以上延々と待たされた後、ようやく記載事項の確認と写真撮影が終わりました。ついに現有免許および仮免と引き換えに免許証が手渡され普通免許がAT限定ですが復活しました。ここで係の人に自分は若葉マーク免除の対象になると思うから確認してほしいと申し出ました。失効後6か月以内に1年以上継続して普通免許を持っていた人が再度免許を取得すると初心者期間と若葉マークが免除になるというルールがあるためです。本来はうっかり失効して6か月以内に適正試験のみ(学科・技能試験免除)で免許を再取得した方が再度初心者として扱われないようにすることを想定したルールです。10分以上待たされて係の方が戻ってくるとやはり自分も免除の対象に入るようで裏面の備考欄に「初心者標識免除」のハンコを押してもらいました。

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金刀比羅宮参拝

琴平駅から徒歩でアクセスできる金刀比羅宮に行きました。当日は猛暑で倒れないように休み休み階段を登っていきました。

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暑かったので御本宮あたりでやめておこうと思いましたが、結局奥社まで到達しました。天気がよく頂上からの眺めは最高でした。

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予土線

四国の中でも利用が非常に少ない予土線乗りつぶしてきました。普通列車しか走っておらず、運行間隔が数時間空く時間帯もあります。

観光への利用を期待してしまんとグリーンラインという愛称がついており、ホビー列車予土線3兄弟を走らせています。

 

高知側の窪川駅から乗ったのですが、空席が目立ちこのまま乗りとおす人だけなのかと思いました。ところが愛媛県に入って宇和島に近づくにつれて地域利用者が各駅で乗車してきて立ち客も現れました。

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列車の中にはかっぱのジオラマが展示されていたり、イスにかっぱが座っていたりします。

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しまんとグリーンラインの名の通り四万十川を眺めながら列車は進んでいきます。

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終点は宇和島ですが、青春18切符普通列車で愛媛を目指す人は北宇和島で行き違い待ちをしていた愛媛方面の普通列車に乗り移っていきました。

宇和島には四国新幹線としてネタになっている団子鼻が停車していました(写真は別日にとったものです)。

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四国まんなか千年ものがたり

四国の観光列車のひとつ四国まんなか千年ものがたりの下り琴平から大歩危まで乗車してきました。特急列車で全席グリーン指定席なので、以前乗車した伊予灘ものがたりよりは割高です。

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今回はスケジュールが微妙だったので5000円の食事券を買わずに乗車のみ。多度津から琴平までは住宅が続いていますが、琴平を過ぎると田園風景が広がります。琴平から高知方は普通列車が極端に少なく都市間輸送が中心です。

テレビでも取り上げられたこともある秘境駅坪尻駅に特急との行き違いをかねて停車。特急が通過している本線は勾配がきついため、ホームが水平になるようにスイッチバックで駅に入線します。普通列車では本数が少なく降り立つのは大変ですが観光列車で手軽に秘境を楽しめます。 

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阿波池田駅のホームで阿波踊りによる歓迎を受けた後、線路は険しい地形を縫うようにして進み、小歩危大歩危のビューポイントでは徐行して景色を楽しみます。並行して走る道路よりも線路が高いところを通っているので眺めは抜群です。

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そんな感じで、あっという間に終着の大歩危駅に到着しました。