ぼくのなつやすみ

自分の余暇についてだらだらと書き連ねます。

仮免取得後の路上練習

普通自動車の路上試験を受けるためには、試験を受ける3か月以内に5日間の路上練習(1日あたり最低でも1時間)が必要です。そこで近くに住んでいる友人に頼んで路上練習しました。

 

路上練習をするための条件として使用車両を運転できる第一種免許を受けている期間が3年以上もしくは二種免許を所持している同乗指導者を乗せて、仮免許練習標識を車の前後に掲げる必要があります。標識は要件を満たしていれば手作りで大丈夫です。100円均一ショップで硬質ファイルとマグネットを調達しました。そのファイルに「仮免許練習中」とプリントした紙を挟み、マグネットを裏面に貼ったら完成です。

f:id:northern_fox:20200312014241p:plain

f:id:northern_fox:20200312014235p:plain

 

実際に車に貼り付けてみるとチープで格好悪いですが周囲からは十分認識できます。試験が求める「正確な法令の履行と正確な運転動作」を教習車でもない普通の乗用車で行う必要があります。

 

街中は幹線道路でもやたらと40km/h規制が多く、普段5,60km/hで流れているのに速度遵守すると自車の後ろは大名行列となりました。周りにつられて超過しないように注意が必要です。「止まれ」や歩道をまたぐ前に一時停止の義務がありますが、ほとんどの車はやっていません。律儀に停止したところ、後続車にクラクションを鳴らされたりもしました。

 

路上練習とは別に、特定教習を別日に受けてきました。 

現在の免許取得のシステムでは、免許センターで本免許の学科と技能試験に合格しても即日免許交付はされません。教習所で取得時講習を受けて証明書を免許センターに出すとようやく免許交付となります。しかしそれでは技能試験後に再度免許センターに赴く必要があり(もちろん平日)手間がかかります。

取得時講習に代わって試験前に受講できるのが特定教習で、中身は同じものです。内容は危険予測2h(内1h実車教習)、高速教習2h(内1hシミュレーター教習)、応急救護3h(内1h人形での実技)です。

 

 

高速教習のシミュレーターはこれまでに起こった事故を凝縮したような内容で10分間に何度も事故を起こしました。実車と運転感覚はまるで違いますし、同様の事故のドライブレコーダーを見て危険予測のバリエーションを増やせば十分かと思いました。応急救護についてはAEDの使い方と胸骨圧迫などで、ざっくり知っている内容でした。実際の場で遭遇したら心肺蘇生する勇気が湧いて来るのでしょうか。

 

丸一日かかりましたが、免許取得に必要な講習を効率よく終えることができました。技能合格後の取得時講習は教習所の儲けが少なくやりたくないので繁忙期には受け付けすらしないところが多くあります。ですので費用が割高になったり受講が遠方になったりしても特定教習を早めに受けることをお勧めします。