普通仮免許技能試験対策
学科試験合格後に仮免許技能試験を予約した際に、コースの下見をしました。
今の時代無料で高精細な航空写真を見ることができますが、実際のコースの看板や距離感を確認することで、良いイメージトレーニングになります。
掲示されたコース図を、受付でもらった白地図に書き写して覚えます。仮免許は3コースあります。
念のため、非公認の自動車学校で2時間だけ練習しました。教習車は試験車でも使われているコンフォートです。再取得向けの2時間の練習で仮免にパスする運転を身につけなければならないので、すぐに運転席に座り教習スタートです。運転席に乗り込むまでの安全確認のやり方からご指導いただきました。
運転のクセを見るため昔運転していたように運転してみてと言われ適当に運転したら、最初の左折の時に助手席側のドアを教官が開けて、左側への寄せが全然足らないと指摘してきました。だったら予習したとおりに試験向けの走りを最初からすれば良かったと思いましたが、現状の運転に対して何が欠けているのか意識させるのが効果的なのかもしれません。
他にも進路変更前の目視確認の首の振り方が甘いとか、停止線への近づけ方とか、細かな指摘を受け続けました。こんな感じで休憩なく2時間ぶっ通しで練習して非常に疲れました。
細かな運転作法はネットに良い記事がたくさんあるので書きませんが、やはり千葉県の試験車であるコンフォートで練習できたことは非常に価値がありました。いくら運転経験があっても、初めて乗る車だと右左折で適切な軌跡をとったり、停止線、発着点にぴたっと合わせて車を停めるのは難しいです。
伊予灘ものがたり
他には土讃線の四国まんなか千年紀行や来年運行開始される竜馬列車があります。
伊予灘ものがたりは特急ではなく普通列車扱いですので、乗車券の他に普通列車グリーン指定券で乗車できリーズナブルです。
当日はあいにく雨でしたが、人気列車のため満席のようでした。
夕方の上り(道後編)八幡浜から松山までの全区間乗車。事前購入した食事券を使って、車内でアフターヌーンティーが楽しめます。便によってメニューは変わります。
予讃線を走りますが、伊予大洲から向井原までは予讃線の旧線、通称愛ある伊予灘線を経由します。特急宇和海は内子線・予讃線の新線を経由します。そのため愛ある伊予灘線はローカル輸送のみとなり、経営的には厳しいです。途中の下灘駅は海に近く、長時間停車してくれます。
普通仮免許学科試験
免許返納後、さっそく普通仮免許学科試験を受けに行きました。
ぱっと見た感じだと試験室内には仮免8人、本免15人くらいが受験していました。
仮免は30分で試験終了のため、本免の試験が続いている間に、静かに退出して廊下で待機します。試験結果は元の部屋で本免と一緒に行われます。
待っている間にアフリカ出身の男性に結果発表の時間を英語で訊かれ、そこから少し雑談しました。(日本語ができないなら通訳同伴がルールだとは思いますが、日本語で10:25に戻るように伝えた後に、彼にtwenty-fiveとだけ言っても何のことか理解できないだろうと思いました)
母国で免許を取っていればもっと簡単な審査があったと思いますが、国によって対象外なのでしょうか。仮免試験を英語で受けたようで、問題量が多く難しく50:50かなと言っていました。
結果発表のため全員元の席に着きました。社会人になって何年もたち、合格発表を待つという感覚が久しぶりで少し緊張しました。
試験官が合格者の受験番号を読み上げると、なんと仮免と本免が各1名。私はきっちり受かりましたが、さすがに落ちすぎではないかと思います。
学科合格後は視力検査(ランドルト環と色)をして技能試験の予約をしたらこの日は終わりです。
フルビット免許取得方法
公安委員会から指定された指定自動車学校で何時間も学科や技能教習を受けて運転免許取得するのが一般的ですが、免許センターで直接受験する一般受験と呼ばれる方法があります。名前に反して一般的な方法でないため、一発試験・飛び込み試験・直接受験などと通称で呼ばれます。
一発試験では教習所に通わずに済むために、運転経験があったり非公認で練習できる環境があったりすれば安価に取得できます。その反面、試験官が警察官であり正確な運転操作・法令履行について厳格に採点され合格率が低いです(教習所の修了・卒業検定と建前では採点基準が同じですが)。
運転免許には2017年に準中型が新設されて、現在15種類あります。
上位免許を取ると下位免許を取れないため、すべての種類を取るには順番に注意する必要があります。原付・小型特殊を真っ先にとった後は一種→二種、普通→準中型→中型→大型の流れで取得していきます。四輪・二輪・大型特殊・けん引は独立しているため、原付と小型特殊を取ってさえいれば好きな順番でいいです。
私は下記のようにグループ分けして計画しています。
⓪は終わっていますので、①を取ったら②と③を並行して進めます。
⓪実技試験なし最優先免許、返納時に取得済み
①日常生活のために優先取得、乗りなれているため一発試験で取得
合格可能性を上げるために限定付きでチャレンジ
普通自動二輪車(小型二輪限定)
②仮免許路上練習の車両・同乗指導者の確保が難しく指定自動車学校で取得
③上位・下位免許の取得タイミングを見ながら一発試験で取得
けん引自動車
普通自動車第二種
中型自動車第二種
大型自動車第二種
大型特殊自動車第二種
けん引自動車第二種
完成すると下記のような免許となるはずです。
申請による運転免許取消(自主返納)
高齢者事故を防ぐために、自分の意志で免許を返納することができますが、実は制度上返納する意思があれば誰でも返納することができます。
私は旧普通(現準中型5t限定)と普通自動二輪の免許を取得しています。この免許で原付や小型特殊自動車も運転できるため、免許証の種別欄の原付と小特を埋めたくても試験を受けることができません。そこで、原付・小特の欄を埋めるべく免許の返納に行ってきました。
総合案内で返納方法を尋ねると、奥の更新はがき忘れ向け窓口で手続きができると分かりました。総合案内で返納と下位免許取得の相談をしたら、最初に対応した方は原付は可能だが小特は実技を受けなければ取れないと言ってきて、制度を全く理解していませんでした。イレギュラーなことをするには制度を熟知している人につないでもらうことが重要です。
運転免許取消申請書を記入・提出し、返納すると再度免許取得の際に一切優遇がないといった説明を受けてから、最終確認の書類に捺印しました。
全部返納して運転経歴証明書を申請した高齢女性2人の後に続いて写真撮影をして新しい免許の完成を待ちます。
原付・小特が表示された免許証を受け取って、今日の目的は達成されました。
返納前の免許(普通の表示は旧法のため、現準中型5t限定に相当)
新規免許取得ではないため、有効期限は伸びず色も変わりません。
年月日欄の「他」の日付が空欄となり「二・小・原」に移りました。
返納して下位免許を受けて再作成してもらうと2250円かかりますが、これを更新のタイミングで行うと更新の費用だけで済みます。
左沢線・フラワー長井線
以前から地図でなんて読むのだろうと思っていましたが「左沢」と書いて「あてらざわ」と読みます。知らなければ絶対に読めません。愛称はフルーツライン左沢線としていますが、相変わらず読みにくい左沢を入れています。
途中の寒河江まではそこそこ地域利用されているようで、本数も1時間に1本弱確保されています。
終点左沢駅は大江町の中心でコミュニティセンターと一体となっています。
近くに日本一公園があって最上川がきれいに眺められるみたいですが、あいにく大雨でしたので駅周辺の散策は断念しました。
山形駅から山交バスで荒砥駅に向かい、そこから乗車することにしました。終着駅の荒砥駅へ県都山形から鉄路のみで行こうとするとU字で遠回りになってしまうためです。
フラワーの名の通り列車は鮮やかに塗装されていました。
左右の車窓には田園が広がっており、開放的な景色が楽しめます。
しばらくはガラガラでしたが、長井駅あたりからは結構乗ってきて、終点手前では座席が埋まるくらいの混雑になっていました。
途中今泉駅で米坂線と乗り換えられますが、地図上で米坂線とフラワー長井線が並行して走っている所は、実は単線の線路1本のみで両線が線路を共有しています。
きらきらうえつ
今年9月で運行終了のきらきらうえつ下りに乗りました。
新潟から酒田へ向かう観光列車です。真ん中の車両にカフェがあること以外は普通の特急のような車両です。
日によっては酒田から先の秋田まで延長運転したり、海を眺めるために速度を落としたマリンダイヤで運行したりします。
運行終了が近づいており本日も含めて連日満席のようです。
白新線を走る新発田までは新潟近郊ですが、その先羽越本線に入ると海の近くを通るようになります。
先日の山形・新潟で発生した地震の影響でブルーシートをかぶせた家がぽつぽつと見えましたが、深刻なダメージはなかったようでした。
あいにくの天気でしたが、流行りに乗っかった交通安全標語を見つけました。
酒田からは陸羽西線で新庄へ抜けて、新庄から仙台までは臨時観光列車リゾートみのりに乗りました。
沿線には温泉が多数あり、特に鳴子温泉が有名です。車窓から鳴子峡が見られます。行程の都合上途中下車はしませんでしたが、紅葉の季節に訪れて沿線散策をしてみたいです。