ぼくのなつやすみ

自分の余暇についてだらだらと書き連ねます。

つるつる温泉連接バス

武蔵五日市駅から日の出町の生涯青春の湯つるつる温泉まで機関車型バス青春号が運行しています(所要時間約20分)。送迎ではなく路線バスとしての運行です。

けん引二種免許というのがありますが、それが必要な車両は現在これだけです。最近連接バスが全国各地に導入されていますが、あれは容易に車体を分離できないためけん引免許は必要ありません(車両の前後でナンバーも同じ)。けん引二種所持者が非常に少ないために、そのような解釈をしているのだと思います。

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運転席と客席が分離しているので、運賃収受のため女性車掌(アテンダントかもしれません)が乗務していました。発車前にブザーを鳴らして運転士に合図しています。観光地の周遊バス以外で運転士以外の乗務員が乗っていたのは初めて見ました。ステップが多いし乗り心地は非常に悪く揺れが大きいです。故障してしまったらもう新造はしないでしょう。

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東京駅に戻るとラッピング車両が停まっていました。中央線130周年を記念して全面オレンジの201系をイメージしています。E233系が中央線に導入されたときはすごくかっこいいと思いましたが、首都圏各線で色違いのラインのE233系がやたらと導入されてしまい、面白みがなくなってしまいました。

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普通(本免許)学科試験

免許センターに行き普通路上試験前の学科試験を受けてきました。種別によらず一種免許の試験問題は同じです。申請書類に記入して、収入証紙を買って、現有免許・仮免許とともに受付へ提出。

 

仮免許のときは50問30分なのに対して、本免許は95問(内5問はイラスト問題)50分。仮免許のときより少し細かい知識(荷物の積み方や駐停車など)が加わることと、イラストを見て危険予測する問題がありますが、仮免から少し勉強を足せばさほど難しくはないです。かつてイラスト問題が苦手でしたが、かもしれない運転orだろう運転と法令違反の観点から正誤判定すれば大半の問題が解けることに気づきました。

 

今回は8割くらいの方が合格していました。視力検査をして技能試験の予約をしたら終了です。技能試験は路上がメインとなりますが、場内で方向変換ないし縦列駐車の試験がありますので、コースを下見して帰宅しました。

 

別日に仮免試験前と同様に2時間届出教習所で練習をしました。実際の試験コースを案内してもらいながら走れるのでかなり有意義な内容でした。法規走行については仮免試験で鍛えられたので、細かい指摘が中心でした。右折待ちのときにハンドルを切らない、バス優先レーンでは後ろを気にしてバスを妨害しないといった感じです。センター周辺は埋立地区画整理され片側2,3車線の立派な道路なのに50km/h規制が多く、右の車線を使ってびゅんびゅん追い抜かれていきます。そのため駐車車両回避や・バス優先レーン回避、右折のために右車線に移るのが怖かったです。

 

さらにレンタサイクルで試験コースを回ってイメトレも行いました。

レンタサイクルというよりは近年流行っているシェアサイクルと言ったほうが正しいかもしれません。千葉にはハローサイクリングと呼ばれるサービスがあります。事前の登録が必要ですが、15分60円・1日最大1000円と使いやすい価格設定です。

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コースを回りながら、交差点やバス停の位置を確認しました。これは路上で停車指示があったときに駐停車禁止場所を避けるためです。また一発で試験中止になってしまう定番の信号のない横断歩道の位置を確認しました。

仮免取得後の路上練習

普通自動車の路上試験を受けるためには、試験を受ける3か月以内に5日間の路上練習(1日あたり最低でも1時間)が必要です。そこで近くに住んでいる友人に頼んで路上練習しました。

 

路上練習をするための条件として使用車両を運転できる第一種免許を受けている期間が3年以上もしくは二種免許を所持している同乗指導者を乗せて、仮免許練習標識を車の前後に掲げる必要があります。標識は要件を満たしていれば手作りで大丈夫です。100円均一ショップで硬質ファイルとマグネットを調達しました。そのファイルに「仮免許練習中」とプリントした紙を挟み、マグネットを裏面に貼ったら完成です。

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実際に車に貼り付けてみるとチープで格好悪いですが周囲からは十分認識できます。試験が求める「正確な法令の履行と正確な運転動作」を教習車でもない普通の乗用車で行う必要があります。

 

街中は幹線道路でもやたらと40km/h規制が多く、普段5,60km/hで流れているのに速度遵守すると自車の後ろは大名行列となりました。周りにつられて超過しないように注意が必要です。「止まれ」や歩道をまたぐ前に一時停止の義務がありますが、ほとんどの車はやっていません。律儀に停止したところ、後続車にクラクションを鳴らされたりもしました。

 

路上練習とは別に、特定教習を別日に受けてきました。 

現在の免許取得のシステムでは、免許センターで本免許の学科と技能試験に合格しても即日免許交付はされません。教習所で取得時講習を受けて証明書を免許センターに出すとようやく免許交付となります。しかしそれでは技能試験後に再度免許センターに赴く必要があり(もちろん平日)手間がかかります。

取得時講習に代わって試験前に受講できるのが特定教習で、中身は同じものです。内容は危険予測2h(内1h実車教習)、高速教習2h(内1hシミュレーター教習)、応急救護3h(内1h人形での実技)です。

 

 

高速教習のシミュレーターはこれまでに起こった事故を凝縮したような内容で10分間に何度も事故を起こしました。実車と運転感覚はまるで違いますし、同様の事故のドライブレコーダーを見て危険予測のバリエーションを増やせば十分かと思いました。応急救護についてはAEDの使い方と胸骨圧迫などで、ざっくり知っている内容でした。実際の場で遭遇したら心肺蘇生する勇気が湧いて来るのでしょうか。

 

丸一日かかりましたが、免許取得に必要な講習を効率よく終えることができました。技能合格後の取得時講習は教習所の儲けが少なくやりたくないので繁忙期には受け付けすらしないところが多くあります。ですので費用が割高になったり受講が遠方になったりしても特定教習を早めに受けることをお勧めします。

普通仮免許技能試験

普通仮免許(AT車限定)技能試験を受けました。

 

当日7:45にコース発表されます。その道順通り歩いて法規走行のイメトレをしました。左端の水切りの長さを測ってみたところ50cmでしたので、左折の時には水切りをぎりぎり踏まないところまで寄せるとちょうど良いことが分かります。

 

キープレフトで走る目安として、自分の体が車線の真ん中(ペイントの矢印)を進むイメージを持つという方法があります。そこで巻尺を車幅の170cmだけ引き出して道路においてみました。そうすると自分の体が車線の中央にあるときに左端から70cmと絶妙な距離でキープレフトしていました。 

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最後に信号の切り替え秒数(青になって黄・赤となるまで25秒くらいでした)や障害物から1m離れるとどの位置を走行することになるのか確認しました。

 

技能試験の受付をして待合室で待機、各種別ごとに試験についての事前説明後に試験開始です。普通仮免許AT限定は今回6名いて、次の順番の人が試験車の後部座席に乗ります。私の番は4番目で、試験車は乗ったことがないマツダ(アテンザでしょうか)でした。

 

今回のコースはざっくり下記の道順

指示速度40km/h→坂道発進→踏切→障害物→信号→S字→見通しの悪い交差点→横断歩道→クランク→外周を回って発着点へ

 

1,2人目は発着点から見たところS字の入口で切り返しをしていたように見えて、2人ともS字通過後に減点超過で発着点へ戻ってきました。3人目の試験は後部座席から見ていましたが、試験後のワンポイントアドバイスのみで少しずつ運転を直しているような印象でした。車線の真ん中を走らずに左寄りを走っていましたし、左折時の巻き込み確認や坂道発進前の後方確認を意識的にやっていました。しかしクランクで縁石に乗り上げ、しかも後方確認せずに後退して切り返し。減点超過でした。

 

いよいよ私の番が来ました。後部座席を降りる前に受験票と現有免許を試験官に手渡し、車の前後から車体下部を覗き込んでから運転席へ。乗り込んでシート・ミラー調整などをしました。この車は一般的なサイドブレーキではなく、左足で踏んでブレーキをかけて左手でレバーを引いて解除するタイプでした。操作したことがないと言ったらエンジンをかける前に2回操作して練習させてもらいました。

 

エンジンをかけ、練習したとおりに進んでいきます。コンフォートでの練習だったので車両感覚が違いやりにくかったです。坂道発進や踏切は全く問題なく、S字やクランクではタイヤを縁石に引っ掛けてしまわないか恐る恐る最徐行で進みました。またフロントガラス横のピラーが邪魔な位置にあり左右が見通しにくく、見通しの悪い交差点では左右を確認している演技をしながら通過しました。

 

最後に外周に出るときに、指示を取り違え外周を回らずにショートカットするのだと思い込みま、外周左車線ではなく右車線に出るミスをしました。聞き返すと外周をそのまま走ると分かり慌てて左車線へ進路変更しました。ひとまず無事に発着点へ帰還し、エンジンを止めていいかたずねると例の「降りるまでが試験ですよ」のお言葉。エンジンを切って大げさに安全確認をして車を降りると「合格見込み」と言いながら免許証を返されました。

 

合格者は待合室で全員の試験が終わるまで待たなければなりません。仮免交付のため自分の番号が呼ばれた後は、収入証紙を買ってさらに待たされてようやく仮免交付されました。

仮免許取得にかかった費用

受験手数料2900円 (学科受付時に支払い)

車両使用料1450円 (技能受付時に支払い)

仮免許交付手数料1150円 (技能合格後に支払い)

ちなみに技能試験2回目以降は上記受験手数料2900円と車両使用量1450円を合計した額を試験のたびに支払います。

 

今回の普通仮免の合格者はAT2人(私を含めて)、MT1人で仮免交付までの待ち時間で自然と雑談が始まりました。MTの方は2回目での合格。大昔に一発試験の経験があり、中型ができる前の大型自動車を一発試験で取ったそうです。当時は場内試験だけで大型を取得できて安上がりでうらやましいです。AT合格者は私と同じ教習所で2時間練習して、1回目での合格でした。ネットの情報よりも、千葉県の試験に詳しい人に金を払って教わるのが近道です。

普通仮免許技能試験対策

学科試験合格後に仮免許技能試験を予約した際に、コースの下見をしました。

今の時代無料で高精細な航空写真を見ることができますが、実際のコースの看板や距離感を確認することで、良いイメージトレーニングになります。

 

掲示されたコース図を、受付でもらった白地図に書き写して覚えます。仮免許は3コースあります。

 

念のため、非公認の自動車学校で2時間だけ練習しました。教習車は試験車でも使われているコンフォートです。再取得向けの2時間の練習で仮免にパスする運転を身につけなければならないので、すぐに運転席に座り教習スタートです。運転席に乗り込むまでの安全確認のやり方からご指導いただきました。

 

運転のクセを見るため昔運転していたように運転してみてと言われ適当に運転したら、最初の左折の時に助手席側のドアを教官が開けて、左側への寄せが全然足らないと指摘してきました。だったら予習したとおりに試験向けの走りを最初からすれば良かったと思いましたが、現状の運転に対して何が欠けているのか意識させるのが効果的なのかもしれません。

 

他にも進路変更前の目視確認の首の振り方が甘いとか、停止線への近づけ方とか、細かな指摘を受け続けました。こんな感じで休憩なく2時間ぶっ通しで練習して非常に疲れました。

 

細かな運転作法はネットに良い記事がたくさんあるので書きませんが、やはり千葉県の試験車であるコンフォートで練習できたことは非常に価値がありました。いくら運転経験があっても、初めて乗る車だと右左折で適切な軌跡をとったり、停止線、発着点にぴたっと合わせて車を停めるのは難しいです。

伊予灘ものがたり

JR四国初の観光列車「伊予灘ものがたり」に乗車しました。

他には土讃線の四国まんなか千年紀行や来年運行開始される竜馬列車があります。

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伊予灘ものがたりは特急ではなく普通列車扱いですので、乗車券の他に普通列車グリーン指定券で乗車できリーズナブルです。

 

当日はあいにく雨でしたが、人気列車のため満席のようでした。 

夕方の上り(道後編)八幡浜から松山までの全区間乗車。事前購入した食事券を使って、車内でアフターヌーンティーが楽しめます。便によってメニューは変わります。

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予讃線を走りますが、伊予大洲から向井原までは予讃線の旧線、通称愛ある伊予灘線を経由します。特急宇和海内子線予讃線の新線を経由します。そのため愛ある伊予灘線はローカル輸送のみとなり、経営的には厳しいです。途中の下灘駅は海に近く、長時間停車してくれます。

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普通仮免許学科試験

免許返納後、さっそく普通仮免許学科試験を受けに行きました。

 

ぱっと見た感じだと試験室内には仮免8人、本免15人くらいが受験していました。

仮免は30分で試験終了のため、本免の試験が続いている間に、静かに退出して廊下で待機します。試験結果は元の部屋で本免と一緒に行われます。

 

待っている間にアフリカ出身の男性に結果発表の時間を英語で訊かれ、そこから少し雑談しました。(日本語ができないなら通訳同伴がルールだとは思いますが、日本語で10:25に戻るように伝えた後に、彼にtwenty-fiveとだけ言っても何のことか理解できないだろうと思いました)

母国で免許を取っていればもっと簡単な審査があったと思いますが、国によって対象外なのでしょうか。仮免試験を英語で受けたようで、問題量が多く難しく50:50かなと言っていました。

 

結果発表のため全員元の席に着きました。社会人になって何年もたち、合格発表を待つという感覚が久しぶりで少し緊張しました。

試験官が合格者の受験番号を読み上げると、なんと仮免と本免が各1名。私はきっちり受かりましたが、さすがに落ちすぎではないかと思います。

 

学科合格後は視力検査(ランドルト環と色)をして技能試験の予約をしたらこの日は終わりです。